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東京都の外国人人口~中国人の多い区はどこ?~(2023年1月1日現在)

東京都には現在どれぐらいの外国人のみなさんが生活しているかご存じですか。

また、新型コロナの影響で母国に帰国して減ってしまった外国人の数は少しずつ戻ってきているのでしょうか。

東京都から2023年1月1日現在の外国人人口が発表されていますので、昨年と比べてどんな状況になっているかや国籍別の外国人の増減などについて、さっそく紹介していきましょう!

昨年と比べて外国人は増えている!

東京都の住民基本台帳に基づく統計によれば、2023年1月1日現在の東京都の外国人人口は58.1万人となっており、昨年の1月1日時点と比べて63,231人増えています。

このうちの55,000人は23区内に住んでいる人なので、23区内での増加がほとんどであることがわかります。

また、東京都の人口は約1,400万人なので、外国人比率は約4.1%という状況です。

国籍別ではやはり中国人が最多!

まずは地域別に見ていきましょう。

もちろんアジアが圧倒的に多いのですが、オセアニアより南米が多いのが少し意外に感じます。

【地域別人口】

 第1位:アジア 50.6万人(87.1%)

 第2位:ヨーロッパ   3.5万人(6.0%)

 第3位:北米 2.4万人(4.1%)

 第4位:南米 0.8万人(1.4%)

 第5位:オセアニア 0.4万人(0.7%)

次に国籍別ではどうでしょうか。

上位5ヵ国の顔ぶれは変わりなく、これまでと比べても国籍別人口比率にもほとんど変化はありません。

ただ、2021年4月1日時点と比べると、中国人は21.4万人から23.0万人(+1.6万人)に大きく増えています。

【国籍別人口】

 第1位:中国 23.0万人(39.6%)

 第2位:韓国   8.6万人(14.7%)

 第3位:ベトナム 3.7万人(6.4%)

 第4位:フィリピン 3.4万人(5.8%)

 第5位:ネパール 2.8万人(4.9%)

外国人の多い区はどこ?

では、東京23区のうち、外国人がたくさん住んでいる区はどこでしょう?

東京都に住む約58.1万人の外国人のうち、83.5%にあたる約48.5万人は23区内に住んでいます。

第1位から4位までは2021年4月1日時点と同じですが、第5位が板橋区から豊島区に変わっています。

【区別人口】

 第1位:新宿区 40,279人

 第2位:江戸川区  38,446人

 第3位:足立区 36,048人

 第4位:江東区 33,391人

 第5位:豊島区 28,933人

それぞれの国の人は何区に多く住んでいるの?

国籍別に見た区別人口は以下の通りです。

日本人が他国に住む場合もそうですが、外国人は既にその国の人が多く住む場所に集まりやすいですよね。

ただその中で、中国人では以前は3位以内にもいなかった新宿区が第2位でランクインしているのが特徴的です。

【国籍別区別人口】

 中国:2021.4では、①江東区、②江戸川区、③足立区の順

  ①江東区 16,297人 代表的な街「亀戸」

  ②新宿区 15,414人 代表的な街「高田馬場」

  ③足立区 15,404人 代表的な街「北千住」

 韓国:2021.4では、①新宿区、②足立区、③荒川区の順

  ①新宿区 8,966人

  ②足立区 6,839人

  ③江東区 4,474人

 ベトナム:2021.4では、①江戸川区、②豊島区、③新宿区の順

  ①江戸川区 2,908人

  ②足立区 2,720人

  ③豊島区 2,544人

 フィリピン:2021.4では、①足立区、②江戸川区、③大田区の順

  ①足立区 3,753人

  ②江戸川区 3,028人

  ③大田区 2,657人

 ネパール:2021.4では、①新宿区、②豊島区、③大田区の順

  ①新宿区 2,501人

  ②大田区 2,475人

  ③豊島区 2,339人

新宿区で中国人が急増しているのはなぜ?

新宿区は、もともと約130ヵ国・地域出身の外国人が多く住んでいる区ですが、近年特に中国人の増加が目立っているのはなぜでしょうか。

増加の中心は高田馬場です。その起源は早稲田大学にあるようです。

高田馬場にはなぜ中国人が集まっているの?

高田馬場近くにある早稲田大学は、日本の大学の中で中国人に断トツの人気を誇っています。1896年に清国から官費留学生13人を受け入れて日本語教育を行っており、中国共産党の創設メンバーである李大釗や初代総書記に選出された陳独秀が早稲田大学の出身であることが、たくさんの中国人に認知されているためです。

高田馬場駅周辺には「日本に留学するなら早稲田大学に行きたい!」という中国人向けに、日本語学校や大学進学塾がたくさんできています。駅から見える看板の多くは中国語で書かれている学校・教育関係のものです。

中国人が多く集まる場所には中華料理の店も集まります。「沙県小吃」を始めとして、「楊國福」や「阿香米線」、「賢合庄」といった有名チェーン店が続々と高田馬場に開業してきました。

お店が増えると働く人も増えてきます。このような流れで、生活しやすい環境が整っていった高田馬場周辺に住む中国人が増えていったものと思われます。

まとめ

統計を見ると、新型コロナの影響で日本を離れた外国人も、既にかなりの数が戻ってきているようです。特に、地理的にも日本に近い中国人の増加が目立ちますね。

昔は中国人の多い地域と言えば、池袋、上野、新小岩あたりが多かったのですが、その傾向もだいぶ変わってきていますね。

高田馬場は学生の街なので、そこに集まる中国人の年齢も若く、SNSなどの発信力のある世代が集まっています。中国人だけでなく、日本に住む外国人の皆さんが日本でたくさん楽しい経験をして、その経験を自国のみなさんに伝えてくれるといいですね。

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