今回は、清瀬市のご紹介です。
清瀬市は、23区から離れていて埼玉の所沢に隣接する小さな市なので、外国人のみなさんにはほとんど馴染みのない市かもしれませんね。
でもこの清瀬市は、家賃相場も安くて自然環境も豊かで病院施設が多い地域なので、特にファミリー層には穴場と言える街なんです。
2023年8月1日現在、清瀬市には1,424人の外国人が居住しており、外国人比率は約1.9%となっています。国別では、中国人(約36%)、フィリピン人(約14%)、韓国人(約11%)、ベトナム人(約8%)、の順となっています。
それでは、さっそく清瀬市とおすすめの街の情報を紹介していきましょう。
市の概要
清瀬市は、東京都の市町村の中では8番目に小さい市であり、総人口は74,638人(2023年8月1日時点)です。埼玉県に隣接しており、東京都東村山市・東久留米市と埼玉県新座市・埼玉県所沢市に接しています。
市内には有楽町線や副都心線にも乗り入れている西武池袋線が通っており、清瀬駅からは池袋や新宿、渋谷方面へのアクセスも便利です。また、バス路線も充実しているので、近隣の駅への移動もスムーズです。
また駅を中心として住宅地が広がっており、教育機関と医療機関が多いのもこの地域の特徴です。市内には、柳瀬川の水辺や金山緑地公園など自然に触れることのできるスポットも多く、子育て中のファミリー世帯にもすみやすい環境が整っています。
市の土地の40%近くが農地になっていて、のどかな田園風景も楽しめます。2008年から開催されている「清瀬ひまわりフェスティバル」では、2万4000平方メートルの広大な農地に約10万本ものひまわりがいっぱいに咲き誇る風景を見ることができます。
家賃相場
1R:5.5万円~、1LDK、2DK:8.5万円~
市役所と外国人支援
清瀬市役所ホームページは、英語・中国語(簡体字、繁体字)・韓国語に対応しています。例えば中国語に翻訳したい場合には、トップページ先頭写真の下にある「Language」をクリックするとページが変わりますので、その中から中文(简化字)を選んで「翻译开始」をクリックすればGoogle翻訳を使って翻訳されたページを表示することができます。
市役所内には外国人相談窓口は見当たりませんでした。
おすすめの街はここ!
清瀬
最寄駅は、西武池袋線の清瀬駅です。清瀬市内には、この清瀬駅しか駅はありません。急行は停車しませんが、快速・準急は停車するので池袋までは30分で行くことができます。また、西武池袋線は有楽町線や副都心線にも乗り入れているので、渋谷まで40分弱で行けるアクセスのよい駅です。
駅前のバスターミナルからは、いろいろな方面にバスが出ています。南口からはJR中央線武蔵小金井駅や西武新宿線花小金井駅、北口からは東武東上線志木駅行きなどの路線が便数多く発着しているので、他の鉄道を利用する際にも便利です。
駅の北口には西友、南口にはオーケーストアがあり、食料品や日用品の買い物にも便利です。特にオーケーストアは朝6時から営業している珍しいスーパーです。南口にある「ふれあい通り」という商店街には飲食店や惣菜店、八百屋さんなどの80以上のお店が連なっていて、必要なものは駅前でだいたい揃えることができます。
病院施設も充実しており、駅の南側には呼吸器疾患を得意とする大病院の「国立病院機構 東京病院」や呼吸器疾患、ガン治療を得意とする「複十字病院」などがあり、その他にも中小規模の病院やクリニックがたくさんあるので万一の時も安心です。
また、駅北側に流れる柳瀬川沿いにはバーベキューが楽しめる「清瀬金山緑地公園」があり、週末や休日には子ども連れの家族がたくさん遊びに来ています。公園内にはホタルを保護しているエリアがあり、6月ごろにはホタル観賞もできますよ。
まとめ
今回は東京都清瀬市の概要とおすすめの街をご紹介しました。
清瀬市は、池袋まで電車で30分の距離にありながら豊かな自然環境の中でゆったりと生活できる魅力的な街です。家賃相場も安く、医療関係も充実しているので、特に子育て世帯の方々にはおすすめです。
池袋方面はもちろんですが、乗り入れしている有楽町線や副都心線沿線の駅に通勤・通学する方々も、ぜひ清瀬市を引越し先の選択肢の一つとして検討してみてくださいね。