今回は、立川市のご紹介です。
立川市は、都心から少し離れたところにあり、落ち着いた自然環境の中で穏やかな暮らしができる地域の一つです。
ただ単に東京郊外のベッドタウンというだけでなく、国から首都圏の「業務核都市」として位置づけられた多摩地域の中核都市であり、商業や業務・教養文化・レクリエーションなどの都市機能が計画的に集積・整備されてきた街でもあります。
2023年4月1日現在、立川市には5,208の外国人が居住しており、外国人比率は約2.8%となっています。国別では、中国人(約42%)、韓国人(約14%)、ベトナム人(約10%)、フィリピン人(約8%)の順となっています。
それでは、さっそく立川市とおすすめの街の情報を紹介していきましょう。
市の概要
立川市は東京都のほぼ中央からやや西よりに位置しており、昭島市、小平市、日野市、国分寺市、国立市、福生市、東大和市、武蔵村山市と接しています。総人口は185,552人(2023年4月1日時点)となっています。
市内には、JR中央本線や青梅線・南武線・五日市線、西武拝島線、多摩モノレールなどの路線があり、駅から少し離れた場所には市民バスである「くるりんバス」が運行しており、子供連れやお年寄りにも移動しやすい環境が整っています。
立川駅を中心に「業務核都市」としての都市機能が形成されており、駅周辺には商業施設やオフィスが集まっていて、駅から徒歩圏にあり東京ドーム39個分の広大な敷地を持つ昭和記念公園の周辺には広域防災基地の他、国や都の各機関や病院などの医療機関、報道機関などが多く集まっています。
また、市内には小学校と中学校が合わせて30校近くもあり、教育機関が充実していることも特徴です。子育てや市民活動・文化芸術活動を支援する「子ども未来センター」を設置するなど、市は子育て事業にも力を入れており、子どもを持つファミリー層が集まりやすい環境を整えています。
家賃相場
1R:5万円~、1LDK、2DK:9万円~
市役所と外国人支援
立川市役所ホームページは、英語・中国語(簡体字)・韓国語に対応しています。例えば中国語に翻訳したい場合には、市役所ホームページの上部に表示されている「中文簡体字」をクリックすると、中国語に翻訳するためのページが表示されます。
立川市には、以下の外国人相談窓口が設置されています。毎週水曜日と土曜日の午後1時から4時までの時間帯に、中国語や英語で無料にて相談を受け付けています。
土曜日は予約不要ですが、水曜日は事前予約が必要です。NPO法人たちかわ多文化共生センター(042-527-0310)に電話して予約することができます。
【外国人相談窓口】立川市女性総合センター・アイム5階相談室
・住所:立川市曙町2-36-2(立川駅北口徒歩5分)
おすすめの街はここ!
立川
最寄駅は、JR中央本線・青梅線・南武線の立川駅です。都心からはかなり離れていますが、中央特快を使えば新宿駅までは約25分で到着できます。また、南武線で快速に乗れば、川崎駅まで約40分で行くこともでき、都心や神奈川方面へのアクセスが便利な駅です。
駅北口と南口にはそれぞれにバスロータリーが整備されており、市内周辺を走るバスが利用できます。羽田空港行きや成田空港行き、京都や軽井沢方面へ向かう高速バスも運行されていて旅行に行くにも便利です。また、近くには多摩モノレールの立川北駅や立川南駅があり、モノレールの沿線にはIKEAやららぽーとなどの大型商業施設があります。
立川駅は多摩地域最大級のターミナル駅であり、駅周辺にはたくさんの商業施設が集まっています。伊勢丹やルミネ、グランデュオ立川、ビックカメラやヤマダ電機、映画館などが隣接し、連日多くの人々で賑わっています。一方、駅を少し離れるだけで閑静な住宅街が広がっていて、お手頃な家賃の一人暮らし用からファミリー層向けの物件がとても充実しています。
買い物や外食については迷うほどお店がありますが、駅から徒歩15分のところには「立川病院」という大きな総合病院があり、ケガや病気の際も安心です。その他にも内科や耳鼻咽喉科などのクリニックは駅周辺にたくさんありますので、医療についても心配はありません。
西国立
最寄駅は、JR南武線の西国立駅です。国立という名前がついていますが、国立市ではなく立川市にある駅です。新宿、東京方面に出たい時は、立川駅で中央線に乗り換えるパターンと武蔵小杉で横須賀線に乗り換えるパターンを選択することができます。また、通勤時間帯に西国立始発の南武線があることもこの駅の便利なポイントです。
駅周辺はマンションや一戸建ての多い住宅地ですが、立川駅にも徒歩15分程度と近いので、立川駅の交通アクセスや買い物、外食などの便利さを使いながら、穏やかな住環境の中で生活することができます。
駅近くには24時間営業の「西友 西国立店」と「サミットストア 羽衣いちょう通り店」などのスーパーもあり、日常の買い物にも困りません。治安もよく、夜も静かなこの街は、立川駅周辺よりも更に安い家賃で生活したい方にはおすすめです。
まとめ
今回は東京都立川市の概要とおすすめの街をご紹介しました。
立川市は都市機能がコンパクトにまとまっている大型都市で、しかも郊外ならではのリーズナブルな家賃と緑豊かな落ち着いた住環境、ほどよい都心へのアクセスが揃っている貴重な街のひとつです。
新宿・東京方面や川崎方面が通勤・通学先となる方で、便利に安く、しかも効率的に暮らしたい方は、ぜひ立川市も引越し先の選択肢の一つとして検討してみてくださいね。