都心では、平日も休日もたくさんの外国人観光客を目にするようになりましたね。まもなく中国からの団体旅行の解禁も重なり、これまでより一段と外国人観光客が増えることになりそうです。
もちろん、観光客のみなさんは訪日の際にあれこれと予定を立てて行きたい場所を選んでくるとは思いますが、思わぬ予定変更やちょっとした空き時間ができた時に、サクッと利用できる短時間の観光があったらいいとは思いませんか?
在日外国人のみなさんも、家族や友だちが日本に来た時「もし時間が余ったら、こんな手軽なバスツアーもあるよ」とさらっと紹介できるとスマートですよね。
そこで今回は、東京都心の定番観光コースをバスで手軽に巡ることができる短時間のバスツアー「SKY BUS(スカイバス)」をご紹介します。
Contents
SKY BUS(スカイバス)の人気コースと予約方法
SKY BUSのツアーは、屋根なしの2階建てバスに乗って都内の名所を約50分で巡るお手軽なツアーです。
オープントップの赤いボディに大きく「SKY」と書かれたとても目立つバスですよ。
人気のコース
1.東京タワー・レインボーブリッジコース
東京タワー、レインボーブリッジ、お台場、豊洲、築地、銀座と東京港をぐるっと一周できる一番人気のコースです。
平日は一日4便、土日は8便運航されており、おとな2,000円(税込)・こども1,000円(税込)とお手頃な料金で楽しめます。
2.お台場夜景コース
東京タワー、お台場、銀座の夜景が普段とは違う高い場所から眺められるコースです。
土日祝日の18:30出発限定のツアーですが、途中の「アクアシティお台場」で60分の自由散策がついた2時間のツアーになっており、おとな2,400円(税込)・こども1,200円で楽しめるお得なコースです。
予約方法
公式ホームページからのWeb予約が簡単ですが、日本語対応のみなので、外国人が予約する場合にはコールセンターへの電話予約がおすすめです。英語・中国語・フランス語・スペイン語に対応しています。
コールセンターの電話番号は、03-3215-0008(9:30-18:00)です。予約者の名前、利用日時や利用コース、利用人数などを伝えれば予約は完了です。当日でも空きがあれば予約可能です。
出発場所
予約を済ませたら、出発時刻の20分前までにスカイバスチケットカウンターに行き、予約時に伝えた名前を告げて発券します。
チケットカウンターは、東京駅丸の内南口から徒歩3分の「三菱ビルヂング1F」にあります。Apple Storeの左隣なのですぐわかると思います。
出発するバスも「三菱ビルヂング」の前に停まっています。座席は自動指定でチケットに席番が印刷されているので、発券後に席番を確認しましょう。
スカイバスの魅力
① 東京の観光名所を効率よく回れる
東京は広くて観光スポットが多いため、各地を効率よく回ることができるスカイバスはとても便利です。特に初めて東京を訪れる方には、交通手段や道順を気にせずに短時間で効率的に観光名所をスムーズに巡ることができるのでとてもおすすめです。
② 開放感あふれる空間で景色を楽しめる
スカイバスは、二階シートがオープントップになっているので、晴れた日には開放感あふれる空間で景色を楽しむことができます。歩いている時とは違う目線から360度パノラマビューで東京の景色を一望できるので、迫力や爽快感が一段と増してきます。
③外国語で観光案内が聞ける
スカイバスにはGPS音声ガイダンスがついており、英語や中国語、韓国語を選んでコースに沿って観光名所の説明や豆知識などを聞くことができます。景色を見ながらイヤホンを通じて母国語で観光案内が聞けるので、日本語がわからなくても安心してツアーを楽しめます。
スカイバス利用時の注意点
①風や日差しに注意
スカイバスは2階席に屋根が無いので、風に帽子が飛ばされたりスカートがまくれたりしないように服装に気をつけましょう。また、夏の暑い時期や日差しが強い日には日焼けや熱中症に備えて対策が必要です。
雨の日でもバスは運行しますが、2階席しか使えないのでレインコートを配布しています。傘はまわりのお客さんの視界の邪魔になり、風で飛ばされてしまう危険があるので使えません。
②バスにトイレはありません
スカイバスにはトイレがないので、乗車の前に済ませておきましょう。
チケットカウンターがある三菱ビル1階の奥にトイレがあります。
③大きな荷物はバス1階部分に収納できます
もしスーツケースなどの大きな荷物がある場合には、2階席には持ち込まず、走行中はバス1階部分で預かってもらうことができます。
まとめ
短時間で東京の観光名所を巡ることができるスカイバスは、どこを観光しようか迷っている人やいろいろなスポットを効率的に見て回りたい人にはとても便利で快適な乗り物です。
開放感あふれる2階席から都内の景色を眺めるのに1時間もかからないので、ちょっと時間の空きができたらぜひ乗車してみてはいかがでしょうか。訪日するみなさんのご家族や友だちにもぜひ紹介してくださいね。
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