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在日外国人のみなさんにおすすめの、夏までの一泊旅行!

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前回の掲載記事「在日外国人のみなさん、国内旅行に行くならこれからがおすすめです!」はとても好評でしたが、読者の方から「二泊三日じゃなくて、一泊二日のおすすめ旅行先も教えて!」とのご要望をいただいたので、それにお応えして、今回は東京発の一泊二日でのおすすめ旅行先を2つご紹介していきます。

これから7月下旬ぐらいまでの期間でゆっくり楽しめること、ツアーでなく個人や家族などの少人数で楽しめることにこだわって厳選していますので、具体的なモデルプランや旅行の手配方法を読みながら、イメージを膨らませてみてくださいね。

レンタカーなど車でドライブを楽しむ旅と、運転免許が無くても簡単に楽しめる旅の2つをご紹介していきますよ。

これからおすすめの旅行先(東京発一泊二日モデルプラン)

河口湖~富士急ハイランド(山梨)

おすすめポイント

このコースは、一日目に河口湖周辺の観光とグルメを堪能し、二日目はガッツリ富士急ハイランドで遊びまくるモデルプランです。

山梨の富士五胡周辺の風景といえば雄大な富士山が有名ですが、各地に四季折々の景色が楽しめる場所があり、とても豊かな自然に恵まれています。温泉地もあり、季節ごとのおいしいフルーツも有名ですが、それ以外にも山梨ならではの食べ物もいろいろ楽しめますよ。

モデルプラン

一日目(東京駅八重洲口→河口湖駅→北口本宮冨士浅間神社→彦兵衛うどん→忍野八海→富士山パノラマロープウェイ→ほうとう不動東恋路店→ハイランドリゾート ホテル&スパ)

初日はまず河口湖へ向かいます。6:50に東京駅八重洲JR高速バスターミナルバスのりばを出発する富士急行バス103号(大人料金:片道2,000円)に乗れば、約2時間で河口湖駅に到着です。河口湖駅は終点なので、早起きしても乗り過ごしを心配せずぐっすり眠れます。

河口湖駅に到着したら、レンタカーを借りて周辺観光に出発です。駅周辺には何軒かレンタカーの営業所がありますが、ここでは駅から徒歩5分のENEOSガソリンスタンドに併設されているニコニコレンタカーを例にします。12時間までの利用なら、Sクラスのコンパクトカーに免責補償を付けても5,000円程度で車を借りることができます。今回は余裕をもって、18時返却で予約しましょう。

まず最初に向かうのは、パワースポットで有名な北口本宮冨士浅間神社です。河口湖駅から車なら約10分で到着です。

こちらには日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が祀られており、世界文化遺産である富士山の構成資産の一つでもあります。参道を進んだところにある大鳥居は、木造では日本一の大きさを誇り、拝殿前にある県指定天然記念物の御神木である「太郎杉」も必見です。

またこちらには、日本神話に登場する女神の木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)も祀られているため、縁結びや良縁、女子力アップのパワースポットとして女性にも人気です。拝殿にお参りして神秘的なパワーを感じ、二日間の旅のスタートを切りましょう。

北口本宮富士浅間神社参道

参拝してすがすがしい気持ちになったら、次は忍野八海に向かいます。ただその前に、すこし早めの昼食で、地元グルメでは外せない「吉田うどん」を食べましょう。

「安い、早い、美味い」と「麺の強いコシ」や「普通の家のような店内」が特長の吉田うどんは地元の人や観光客にも大人気です。また、営業時間が昼前後の3時間ぐらいと短い店が多いため行列も絶えず、開店時間(概ね11時からが多い)と同時に入店するのがおすすめです。

ここでは忍野八海の近くにある「彦兵衛うどん」(11:00-14:00、火曜日定休)をご紹介します。北口本宮冨士浅間神社から車で15分程度です。

こちらは民家型というよりは食堂型の店舗ですが、富士の名水を使ったおいしいうどんが350円から食べられるので連日多くの人でにぎわっています。

お好きなトッピングを選んで、ぜひ吉田うどんならではの歯ごたえを味わってください。辛いのが好きな方は、テーブルにある「スリだね」も試してみてくださいね。

「彦兵衛うどん」から「忍野八海」までは歩いて行けるほどすぐ近くです。

忍野八海は、富士山の伏流水に水源を発する8か所の湧水群です。自然景観なので、入場料は無料です。鯉が泳いでいて水底が見えるほど透明度が高い池もあり、富士の湧き水の美しさが実感できます。忍野八海越しの富士山の景色はとてもきれいなので、ぜひ写真を撮りましょう!

忍野八海と富士山

ここからは河口湖方面に戻ります。富士山と河口湖の絶景が楽しめる、富士山パノラマロープウェイを目指しましょう。忍野八海からの所要時間は約25分です。

ロープウェイ(往復900円)で山頂に上がると、そこには「絶景やぐら(無料)」と「カチカチ山絶景ブランコ(500円)」があります。

「絶景やぐら」は崖からせり出す一本橋のようになっており、怖さに耐えて先端まで行けば、遮るものがない富士山の絶景をひとり占めすることができます。また「カチカチ山絶景ブランコ」は3.5mの高さがあり、力いっぱい漕ぎだせば、富士山が見える青空に飛び出すような感覚になります。どちらもきっとお気に入りの写真が撮れますよ。

夕食にはまだ早いので、時間があれば「鳴沢氷穴」や河口湖音楽と森の美術館などを巡るのもおすすめですが、レンタカーを返却する前には、山梨旅行ではぜひ食べておきたい「ほうとう」を食べに行きたいところです。

富士山パノラマロープウェイからは車で7分の「ほうとう不動東恋路店」は、外観内装もとてもおしゃれで個性的です。写真スポットとしても見逃せませんよ。

ほうとう

「ほうとう」は山梨の代表的な郷土料理で、小麦粉の平打ち麺とかぼちゃなどの季節の野菜と肉を鉄鍋で煮込んだみそ味の麺料理です。一日に「吉田うどん」と「ほうとう」の二つの麺を味わってみるのも山梨旅行ならではの楽しみ方ですね。

ほうとうを食べ終えたらレンタカーを返却して、宿泊先の「ハイランドリゾートホテル&スパ」に向かいます。河口湖駅からは車で7分なので、タクシーの利用(1,300円程度)をおすすめします。電車なら最寄りの富士山駅まで6分、無料巡回バスでも10分で着きますが、電車は一時間に2本程度、巡回バスは一時間に1本しかないので利用する場合には時間に十分気をつけてください。

ハイランドリゾートホテル&スパの宿泊では、今なら「【楽天スーパーSALE】10%OFF<富士急ハイランド>フリーパス1日券付&温泉満喫プラン【朝食付】」のプランがおすすめです。ホテルは富士急ハイランドに隣接しているので、翌日は荷物を預けたまま、朝食後すぐに遊びに出かけることができます。さらに宿泊者は富士急ハイランドに優先入園することができ、土日祝日なら開園時間の30分前からアトラクションを楽しむことができるんです!

部屋選びは、できれば10Fエグゼクティブフロアがおすすめです。一般客室よりは少し料金が高くなりますが、屋上の空中散歩アトラクション「スカイバルコニー」の無料体験やカフェコーナーでのスイーツセットの提供、朝食時のワンドリンクサービス、富士ミネラルウォーターのサービスなどの特典があり、ワンランク上のホテルステイが楽しめます。

二日目(富士急ハイランド→東京駅日本橋口)

二日目は一日中、富士急ハイランド三昧です。朝食を食べたら、宿泊特典の優先入園をフル活用して富士急ハイランドに入園です!人気アトラクションからどんどん攻略していきましょう!

昨年夏からは、直通のエレベーターを使い約40秒で高さ55mに到達すると、ドアが開いた瞬間に目の前に広がる富士山の雄大な姿に圧倒される絶景展望台の「FUJIYAMAタワー」(フリーパス利用可)やハーネスを装着して吹きさらしの通路を周回する絶景&絶叫アクティビティ「FUJIYAMAウォーク」(ハイシーズン1,400円がフリーバスで半額)も新たに加わり、FUJIYAMA、ええじゃないか、ド・ドドンパ、高飛車などの絶叫系マシンと並ぶ人気のアトラクションとなっています。

もう一つ、忘れてはいけないのが「戦慄迷宮~慈急総合病院~」です。コース全長900m、所要時間50分の世界最長、最恐レベルのお化け屋敷。怖すぎて途中でリタイアする人も続出中とのこと。あなたは耐えきれますか?

戦慄迷宮はフリーパスを持っていても追加料金が必要です。長時間の待ち時間が必至のアトラクションなので、入場直後に戦慄迷宮前の券売機で時間指定券を購入しましょう。追加料金は4名なら4,000円、3名までなら3,000円です。

楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。そろそろ東京に戻る時間です。ホテルに戻って預けた荷物を受取り、ホテル脇にある富士急ハイランド高速バス乗り場へ行きましょう。夕方は16:30から30分間隔で18:00まで出発が連続します。帰りも順調に行けば、東京駅日本橋口までは約2時間で到着。18時出発でも20時過ぎにはもう東京駅です。

スパリゾートハワイアンズ(福島)

おすすめポイント

スパリゾートハワイアンズは、福島県いわき市にある大型温泉プール・温泉・ホテルがある大型リゾート施設です。

屋外プールに加えて大型の全天候型ドーム「ウォーターパーク」があるので、梅雨の時期でも安心して3種類のウォータースライダーや流れるプールを楽しめます。屋内、屋外のプールや温泉、スパエリアがあるので一日では遊び足りないぐらいの広さがあります。

日帰り客も多いので昼前に到着して夕方には帰る人も多く、宿泊者特典の滞在期間中有効の入場券を使えば、特に開園直後と夕方以降は空いているプールやスライダーを思い切り楽しむことができます。また、宿泊者専用の無料送迎バスが東京、新宿、横浜、さいたま、千葉、西船橋、松戸から運行しており、電車なら往復で一万円以上かかる交通費が無料となり、ホテル玄関前まで直行できるんです。

モデルプラン

一日目(東京→スパリゾートハワイアンズ)

宿泊予約無料送迎バスの予約を済ませておけば、例えば東京発なら東京駅近くの八重洲ホテル前から出発する7:15発の早朝便に乗ることができます。全席指定なので、必ず事前予約が必要です。

10:30頃にはスパリゾートハワイアンズに到着できるので、受付を済ませて荷物を預け、滞在期間中有効の入場券を受け取って、早速プールや温泉を楽しみましょう!

全長283m、高低差40.5mの2つが日本一のボディスライダー「ビッグアロハ」はぜひ滑りたいアトラクションです。滑走タイムも計測しているので、一緒にいった家族や友達と時間を競うのもおすすめです。「ビッグアロハ」は入場券とは別料金が必要です。「ビッグアロハ」「マウナブラック」「ラキ・リバー」の3種スライダーが乗り放題の共通一日券は、3,000円(税込)で販売されています。

スパリゾートハワイアンズにはいろいろなタイプの宿泊施設がありますが、おすすめは4つあるホテルの中でもっとも新しいモノリスタワーです。ハワイアンムードでリラックスできる室内、モノリスタワー宿泊者専用の部屋着を着て、専用の温泉に入浴でき、食事もホテル自慢のフレンチポリネシアンスタイルのブッフェを楽しむことができます。旅の思い出は、同じ場所でも泊まった部屋や食事などの印象で大きく変わりますので、部屋選びは大事ですよ。

二日目(スパリゾートハワイアンズ→東京)

朝食を済ませたら、帰りのバスの時間までプールやスライダー、温泉をたっぷり楽しみましょう。昨日は行っていないエリアや混んでいて何度も滑れなかったスライダーも、開園直後ならほぼ宿泊者だけしかいないので、ストレスフリーの解放感を満喫できると思います。

プールやスパエリアの他にも、男女合わせた浴槽面積が1,000㎡という世界最大級の露天風呂「江戸情話 与市」にもぜひ行ってみてくださいね。

東京行きの帰りのバスの出発は15:30です。それまでに昼食を済ませておけば、遊び疲れてぐっすり眠っているうちに19:15頃には東京駅日本橋口に到着です。二日間遊びまくって楽しい思い出がたくさんできましたね!

予約方法

今回ご紹介した内容に出てくる高速バス、レンタカー、ホテルはすべてネット予約できますので、モデルプランを参考にして旅行プランを立てる場合には、すべて事前に予約しておきましょう。記事中の青くなっている文字をクリックすれば、それぞれの予約サイトにアクセスできますよ。

例えば楽天トラベルのサイトなら、画面右上の「Language」を押せば、簡体字や他の言語も選択できます。日本語が苦手な場合でも問題なく予約できます。

まとめ

今回は、読者の方からのご要望にお応えして、一泊二日でも楽しめるモデルプランを2つをご紹介しました。どちらも遊園地や温泉プール、ウォータースライダーが楽しめるアクティビティ重視の内容となっています。

観光目的の外国人の入国が解禁され、個人旅行の予約が殺到する前に、一足早く家族や友達との旅行の計画を立て、早めに日本の国内旅行を楽しんじゃいましょう!

思い出になるお気に入りの写真をたくさん撮ってきてくださいね。

 

 

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