今回は、東久留米市のご紹介です。
東久留米市は、東京郊外の典型的なベッドタウンの一つです。都心からほどほどの近さにありながら自然豊かで地価や家賃相場も安いことに加えて、特に湧き水が豊富で水がきれいなことでも有名です。市内には、都内で唯一「平成の名水100選」にも選ばれた「落合川と南沢湧水群」があるんです。
2023年3月1日現在、東久留米市には2,381の外国人が居住しており、外国人比率は約2.0%となっています。国別では、中国人(約31%)、韓国人(約14%)、フィリピン人(約13%)、アメリカ人(約10%)の順となっています。他の市と比べてアメリカ人の比率が高いのが特徴的です。
それでは、さっそく東久留米市とおすすめの街の情報を紹介していきましょう。
市の概要
東久留米市は東京都の中央北部に位置しており、北側は清瀬市や埼玉県新座市、西側は東村山市、南側は西東京市や小平市と接しています。総人口は116,769人(2023年3月1日時点)となっています。
市内には西武池袋線が通っており、隣接市を通る西武新宿線やJR武蔵野線の駅方面へ行くバス路線も充実しており、池袋や新宿方面へ電車で通勤・通学する人たちにとっても住みやすい地域です。
もともと東京のベッドタウンとして開発された街でもあるため、大規模な団地やマンションが多く、各種学校などの教育機関・施設や公園の設備が整っています。市の中心である東久留米駅周辺には大型商業施設もあり、特に子育て世帯のファミリーにはおすすめです。
また、農業が盛んな地域でもあり、大根やほうれん草の産地としても有名です。住宅地の中にも畑が多く残っていて、無人の農産物直売所などもあり、採れたての新鮮な野菜を手軽に買うことができます。
家賃相場
1R:5万円~、1LDK、2DK:8万円~
市役所と外国人支援
東久留米市役所ホームページは、英語・中国語(繁体字、簡体字)・韓国語に対応しています。例えば中国語に翻訳したい場合には、市役所ホームページの上部中央に表示されている「English・簡体中文・繁體中文・한국어・がいこくのかたへ」をクリックすると、「中文(简化字)」という文字が見つかりますので「翻译开始」を押せば、ページ翻訳が始まります。
東久留米市役所内の外国人相談窓口は見当たりませんでした。
おすすめの街はここ!
東久留米
最寄駅は、西武池袋線の東久留米駅です。快速停車駅でもあり、池袋駅までは25分程度で行くことができます。また、西武池袋線は横浜方面の元町・中華街駅まで直通運転しているので、渋谷へも40分前後で行けますし、駅の東口・西口にはバス乗り場があり、武蔵小金井駅や朝霞台駅へのアクセスも便利です。
改札を出るとすぐにファーストフード店や成城石井、認可保育園などが入っている「Emio東久留米」というショッピングモールがあります。周辺にもイトーヨーカドーや西友などの大型スーパーがあり、帰宅時の食料品や日用品の買い物もスムーズに済ませることができます。
駅周辺はきれいなマンションが立ち並ぶ街並みですが、少し離れると畑が多いのどかな住宅街になります。道幅の広い道路は街灯が多く明るいので夜も安心です。繁華街も無く住民もファミリー層が多いので、治安もよく夜も静かに過ごすことができます。
この地域には「スパジアムジャポン」という有名な日帰り温泉施設があり、東久留米駅からも無料シャトルバスが運行していてとてもにぎわっています。5階建ての関東最大級のスーパー銭湯には朝からたくさんの人が訪れ、休日には家族やカップルが一日中ここで過ごすのも珍しくありません。
また、駅前の「まろにえ富士見通り」の正面に見える美しい富士山の景色も有名で、駅2階の「富士見テラス」から見えるダイヤモンド富士は「関東の富士見百景」に選ばれていて、全国からも多くの観光客が足を運んでいます。
まとめ
今回は東京都東久留米市の概要とおすすめの街をご紹介しました。
東久留米市にある駅は東久留米駅のみのため、今回ご紹介する街は1つとなりましたが、郊外ならではの自然豊かな環境とリーズナブルで住み心地のいい街並みが両立するファミリーにおすすめの街でした。
池袋や渋谷方面が通勤・通学先となる方は、ぜひ東久留米市も引越し先の選択肢の一つとして検討してみてくださいね。