旬のおすすめ

通信会社のトラブルでスマホが使えない!そんな時どうする?

TEMU

今月初めにKDDIの大規模な通信障害があり、長時間に渡ってauのスマホで音声通話とデータ通信が使えない状況が続きました。auユーザーの方々は、wechatやLINE、キャッシュレス決済が使えずにとても困っていたのではないでしょうか。

こんなに大きな通信会社のトラブルはめったにないことではありますが、だからこそ突然の事態に遭遇した時にはどうしたらよいかわからなくなってしまいますよね。

そこでこの記事では、通信会社のトラブルで音声通話やインターネット接続が急にできなくなった場合の解決策について詳しく説明していきます。

外出先でインターネットに接続したい

音声通話やデータ通信ができない場合でも、スマホをインターネットに接続できればwechatやLINE、その他のアプリが使えるようになります。どうしたらネット接続できるのでしょう。

WiFiスポットを探す

一番簡単なのは、近くのカフェやファミリーレストランに入り、お店が提供している無料のWiFi接続サービスを使うことです。ほとんどの店にはこのサービスがあり、接続手順は店内に掲示されていることが多いです。

ただ、無料WiFiの一部にはスマホのデータが覗かれる危険性もあるため、接続する際には接続先となるネットワーク名の横に鍵マークがあるものを選びましょう。鍵マークがあるものは通信が暗号化されるため、セキュリティが高くなっています。

もう1つの注意点は、WiFiスポットの中にはモバイル通信会社が提供しているサービスがあることです。例えば、au WiFiアクセスはauが提供しているサービスなので、auに通信障害が起きている場合には、このWiFiサービスも使えなくなっている可能性があります。

ただし、あなたが契約している通信会社と違う会社が提供しているWiFiアクセスも、条件次第では使うことが可能です。au WiFiサービスはau PAYに登録していればdocomoやソフトバンクのユーザーでも使えますし、docomoのd WiFiもdアカウントを登録していれば、他のユーザーでも使うことができます。

自宅のWiFiを使う

自宅に光回線などを契約していて、WiFiルーターを設置している方は、自宅に戻ってスマホをWiFi接続すればネットに接続できます。これができる方は、普段から自宅に帰るとスマホがWiFi接続に変わるように設定していると思いますので、特別な設定は不要でしょう。

友達のスマホからテザリングさせてもらう

テザリングとは、データ通信できる機器を中継器としてネット接続を行うことです。もし近くにいる友達がトラブルの起きていない通信会社と契約しているスマホを持っていたら、それを中継器として自分のスマホをネット接続することができます。docomo以外の通信会社を利用中の方は、事前のテザリングオプション申込と設定が必要です。

接続されたスマホのデータ通信量は友達の契約している分を消費するため、事前に了解を得ることが必要ですが、動画や画像を送信せず、wechatやLINEで文字を送るだけなら大きな通信量にはなりません。また、テザリングを行っている最中でも友達のスマホは普通に使うことができます。友達の承諾を得た上でちょっとだけ接続させてもらい、簡単な用事を済ませるイメージです。

iphoneの場合、使い方としては、下記の手順でOKです。

①中継器とするスマホの「設定」>「インターネット共有」>「ほかの人の接続を許可」をON にして、その下にある「”WiFi”のパスワード」を伝える

②つなげたいスマホの「設定」>「WiFi」から「ネットワーク」に表示される「iphoneXXXX」(友人のiphone名)をクリックし、「パスワードを入力」に①の「”WiFi”のパスワード」を入力して「接続」をクリック

外出先で音声通話を使いたい

チャットが使えればたいていの用事は済ませることができますが、会社や取引先、学校や予約していたお店などへの連絡で、どうしても音声で通話したい時もありますよね。

wechatやLINEに登録している知り合いに電話したい時には、WiFi接続後にwechatやLINEから電話すればすればよいのですが、登録していない人や店に電話したいときにはどうしたらよいのでしょう。

電話番号はわかるが、wechatやLINEには登録のない人に電話したい時

LINEを使っている人なら、WiFi接続後にLINE Out Freeから電話することができます。このサービスは、電話をかける前に15秒間の広告を見ることで、無料でLINEユーザーではない人や店などの電話番号に電話をすることができます。

ただ利用には制限があり、一日5回まで、携帯番号への通話は1分、固定電話への通話は3分までと定められています。また、フリーダイヤルや緊急通報番号(110、119など)は使えません。なお、このサービスでは国際電話もかけることができるのですが、LINEは中国では使えないため、残念ながら中国は対象国ではありません。

使い方は、LINEのホーム画面にある「サービス」>「すべて見る」>「便利ツール」>「LINE Out Free」をタップします。

「通話」画面右上部にドットで示されている「キーパット」アイコンをタップし、2つの規約に同意するチェックを入れ、「利用開始」を押します。するとテンキーが表示されますので、電話をかけたい先の電話番号を入力して「通話」を始めます。

LINEMO

長時間の通信障害時に試してみること

トラブルが発生すると、通信会社は一刻も早い復旧を目指して原因究明と復旧に全力を尽くします。復旧はすべてを一気に行うのではなく、できるところから始められていきます。そのため、完全復旧までの過程では、「スマホが使えるようになった人がいるのに、私のスマホはまだ使えない」という状況があり得ます。

通信設備はそれぞれのスマホの現在の状態を確認しながらネットワーク接続を判断していくので、一部のスマホが使えるようになったとの情報が入った場合には、自分のスマホを再起動や機内モードのON・OFFなどを行ってみてください。「復旧した一部」にあなたのスマホが入っていれば、使えるようになっているかもしれません。

まとめ

急にスマホが使えなくなった時、その原因が何なのかはすぐにわからないと思います。スマホ本体の故障やSIMカードの不具合など、通信会社が原因でない場合もあり得ます。その場合には今日ご紹介した解決策では問題を解決することはできません。

自分だけでなく周辺の人たちも「スマホが使えない」と騒いでいたり、テレビのニュースで「通信会社のトラブルで一部のスマホが使えない」と報じている場合には、この方法を試してみてくださいね。

LINEMO

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP