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電気料金値上がり中!契約会社の見直しで、らくらく節約しませんか!

TEMU

最近、電気料金の値上げが毎月のように続いていることにお気づきですか?昨年秋からじりじりと値上げが進んでおり、東京電力の場合、1年前との月額料金比較では、電力使用量が同じ場合でも20~25%程度高くなっています(使用量が平均的な世帯の場合)。この傾向は当面落ち着く気配はありません。

昨日、東京では6月の史上最高気温となりましたが、今年は例年になく猛暑日が続いており、5月発表の気象庁の3か月予報(6~8月)によれば、今年の夏の気温は全国的に例年より高くなる予想となっています。電気代の節約のため、日中の猛暑や寝苦しい夜にエアコンを使うのをためらうと、屋内でも熱中症になる危険もあります。

ガソリンの高騰や円安も進んで食料品などの物価も上がっている中、電気代が高くなるとますます自由に使えるお金が少なくなってしまいますよね。

そこで今回は、電気の使い方は今まで通りでも、ちょっとした見直しをするだけで毎月の電気料金を安くする方法について説明していきます。

なぜ電気料金は値上がりが続いているの?

値上げの主な原因は、石炭や液化天然ガス(LNG)などの輸入価格の高騰です。日本では2011年の東日本大震災以降、原子力発電所の運転を順次停止しており、火力発電への依存度を高めています。

一方、火力発電の材料となる石炭や液化天然ガスは、ほとんどを輸入に頼っているため、新型コロナによる供給不足や国際情勢不安による値上げの影響を大きく受けて、電力料金の値上げにつながっています。

電気料金を安くするには、何を見直せばいいの?

見直しポイント1:基本料金

では使う電力を減らす以外の方法で、何を見直したら電気料金を安くできるのでしょう。最初に確認するのは基本料金です。

電気料金は、主に基本料金と電力量料金の合計になっています。基本料金は固定費なので、電力の使用状況に関係なく、毎月定額を支払います。

一般的に、ほとんどの方はあらかじめ使用量を決めている「ブレーカー契約」になっています。室内にある分電盤の左側にあるスイッチ部分(アンペアブレーカー)に書かれている数字(40Aなど)と毎月届く「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」の左上に書かれている「ご契約」の数字を見比べてください。

もし、使用量が一番多い月を比較しても、スイッチ部分に書かれている数字との差が10以上あるなら、契約アンペアを少なくすることで基本料金を減らすことができます。

例えば、東京電力の場合では、40Aの基本料金は税込1,144円/月ですが、20Aなら税込572円/月と半額になり、その差は年間で6,864円にもなるんです。(2022年6月現在の料金)

もし契約アンペアを変更する場合は、60Aまでの範囲なら東京電力が無料でアンペアブレーカーを取り替えてくれます。宅内工事が必要となりますが、10~15分程度で完了します。

(参考:東京電力エナジーパートナー(TEPCO)の契約内容変更手続きページ)

ブレーカー

見直しポイント2:契約している電力会社を変える

東京にお住いの外国人の方は、ほとんどが「東京電力エナジーパートナー(TEPCO)」と契約しているのではないでしょうか。部屋を借りて賃貸住宅に住んでいる場合では、入居時に部屋のブレーカーに東京電力のパンフレットや連絡先が入った袋がぶらさがっているので、何も考えずにそのまま電話やネットで契約を進めてしまいますよね。

でも、契約する電力会社は選べるんです!もともとは地域毎に大手電力会社が独占していましたが、2016年の電力自由化により、今ではたくさんの新電力会社(小売電気事業者)が事業を行っています。

新電力の多くは発電や送電に関する自前の設備を持たず、電気の小売り事業を行う会社です。莫大な費用がかかる設備の負担をせず、発電事業者から電気を買って、大手電力会社の送電網を借りて事業を行っているため、電気の質を変えずに安く、自由な料金体系で電力サービスを提供できるのです。

新電力会社はどうやって探すの?

新電力会社はとても数が多く、料金体系やサービス内容もまちまちです。対応している地域も異なるので、自分に合った新電力会社を自力で探すにはとても時間がかかります。

ここでは大手企業で安心して任せられる会社と、誰もが理解しやすい料金プランを持つ新電力会社の2つをご紹介していきます。

東京ガスの新電力サービス

東京にお住いの方なら外国人でも「東京ガス」はもちろんご存じですよね。東京ガスをご利用中なら、セットで電気も頼めるんです。しかも申込は検針票をスマホで撮影して送るだけ!会社の信用力も抜群なので、2021年7月時点では新電力販売量第一位に輝いており、2022年4月時点では電力契約数が300万件を超えています。

今なら、ガス・電気セット割の基本プランを新規で申し込むと、電気の基本料金が3か月無料になりますので、東京ガス利用中のひとり世帯(30A)なら、初年度は約3,800円のお得になります。

ガスと電気の支払先が一ヶ所になるだけでも便利ですよね。下記のバナーをクリックすると、料金シミュレーションもできますので、ご自身の利用状況からするとどれぐらいお得になるかを試してみてください。

ONEでんきフリープラン

こちらは基本料金が0円で、使った分だけ電気代を支払うというシンプルな料金体系が特長の新電力サービスです。しかも東京電力などでは電気使用量に応じて単価が上がりますが、ONEでんきは単価も一律料金となっていて、とてもわかりやすいんです。

ONEでんきのWebサイトに必要事項を記入して送信するだけで契約が切り替わり、次回の検針日からONEでんきの電気料金が適用される(切替月の請求は旧電力会社から請求されます)のでとても簡単です。

しかも、もし解約したくなった場合でも、契約期間に関係なく無料で解約できるんです。違約金や解約手数料もかかりませんので、とにかくまずはONEでんきに切り替えてみてどれぐらい安くなるのかを確認してみることをおすすめします。もし満足できなかったら、解約してもとの電力会社に戻せばいいだけなので安心して試せますよ。

ONEでんき

まとめ

電気料金の値上がりは、これからもしばらく続きそうです。電気の質も変わらず、工事不要で料金が下がるのなら、新電力会社の利用を検討しない理由はありません。

ただ、新電力会社は数が多く、割引プランやサービス内容も多種多様です。また、小規模な会社は経営が不安定な場合も多いので、選択時はやはり会社の規模や契約実績も重要です。

あなたに合ったプランを見つけて、ぜひ電気料金値上げの波を乗り切ってくださいね。

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