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楽天モバイルとは?メリットと注意点などをご紹介!

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前回のワイモバイルに引き続き、今回は楽天モバイルについてご紹介したいと思います。

楽天モバイルは、docomo・au・ソフトバンクに続いて自社回線を持つ第4のキャリアであり、その点においてはソフトバンク回線を借りる形でサービス提供しているワイモバイルとは大きく異なっています。

ただ、最後発のキャリアということもあり、提供するサービスのメリットとデメリットがはっきりしているのが特徴です。

それではまずは、楽天モバイルの特徴からみていきましょう。

楽天モバイルの特徴

楽天モバイルは、回線設備を持つキャリアから回線を借りる形で格安SIMを提供する業者でしたが、2020年春に大手キャリアの仲間入りをしました。

料金的にメリットのあるサービスで契約者を増やしてきましたが、まだまだ設備が十分でなく、対応エリアが狭いことも大きな特徴です。

楽天モバイルのメリット

通信環境が安定している

docomoやau、ソフトバンクと同様に自社で回線設備を持っているため、安定した通信環境下でサービスを提供することができます。

回線制御も自社で行っているため、平日の昼や夕方でも安定した速度で快適に使えます。

ただ、大手3社とは異なり、楽天モバイルが使用している電波は障害物に弱く遠くには飛びにくいため、やや電波状況が悪くなりやすい傾向にあります。

楽天モバイルは大手3社が使用している「プラチナバンド」の獲得を目指しており、将来的にこれが叶えば電波状況も改善されていくと思われます。

料金プランが1つだけなので分かりやすい

楽天モバイルの料金プランは月額3,278円でデータ通信も音声通話も使い放題の「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみです。

しかもプランは1つでも、月額料金は「3GBまでなら1,098円」、「20GBまでなら2,178円」、「20GB以上なら3,278円」とその月のデータ通信使用量に応じて自動的に決まるので無駄がなく、手間もかかりません。

1つしかプランがないためプラン選びで迷うという事がない上に、契約期間の縛りが無く、いつ解約しても違約金がかからないのも嬉しいポイントです。

海外でもそのまま利用可能

楽天モバイルは、追加の手続き不要で海外でもそのまま利用できます。

対象となる66の国・地域(主要国はほぼ対象)なら、海外でも月2GBまでならデータ通信が無料で利用可能です。2GBを超えたら通信速度は128kbpsに制限されますが、追加の月額料金はかかりません。

さらにRakuten Linkアプリを使えばSMSと海外から日本への電話も無料です。

月額1,078円の「国際電話かけ放題」オプションに加入すれば海外から海外への通話も無料になります。

楽天ポイントが貯まりやすく、支払いにも利用も可能

楽天モバイルを契約すると、楽天モバイル利用時のポイントが常に+1%されて2%還元となり、楽天スーパーポイントがたくさん貯まります。普段から楽天市場で買い物をする方なら、これは大きいですね。

貯まったポイントは、1ポイント=1円のレートで楽天モバイルの料金支払いに使えます。

事前に専用アプリ「my楽天モバイル」から手続きしておけば、毎月の料金支払い時に自動的に楽天ポイントを使ってくれるので難しい手続きをする必要がありません。

通話かけ放題でSMSも無料

楽天モバイルは、専用アプリ「Rakuten Link」を使用した場合、国内通話完全かけ放題、SMSの送受信も無料です。

さらに他の携帯会社のスマホはもちろん、固定電話への通話も全て無料です。

ただし、ナビダイヤル(0570から始まる番号)、災害伝言ダイアルなどの一部対象外の番号があります。

楽天モバイルの注意点

過度なデータ通信で一時的に通信速度が遅くなる

楽天モバイルのプランは月間データ容量は無制限なのですが、過度なデータ通信をすると一時的に速度制限がかかり、通信速度が遅くなります。

速度制限されるデータ通信量の目安は公表されていませんが、楽天モバイルの口コミによると、1日あたり10GB程度のデータ通信で、概ね3Mbps程度の低速化がされるとのことです。

翌日になれば一時的な速度制限は解除されますが、注意が必要です。

国内通話無料になるのは専用アプリ経由の通話だけ

国内通話料を無料にするためにはRakuten Link経由で通話する必要があります。

Rakuten Linkは、楽天ユーザーだけが使える無料アプリで、通話機能以外にSMSの送受信や国際通話もできます。

iPhoneやAndroidスマホに標準搭載されている電話アプリで通話すると、30秒あたり22円の通話料が発生してしまうので注意が必要です。

データ通信が無料になるエリアが限られている

楽天モバイルが使用している電波の問題により、通信エリアはまだまだ一部の都市エリアに限定されています。都市周辺部や山間部では、楽天モバイルのデータ通信エリア外となっているところが残っています。

楽天モバイルに向いているのはどんな人?

データ通信使用量が多く、生活圏が楽天回線エリア内の人

楽天回線エリア内では、月額3,278円で高速通信がデータ量無制限で利用できます。

ほとんどのキャリアではデータ通信量の上限が設定されており、上限を超えてしまうと通信速度が制限されて速度制限を解除するためには、別途料金がかかります。

しかし楽天モバイルなら、過度なデータ通信をすると一日だけ速度制限がかかりますが追加料金を支払わなくても翌日には通常の速度に戻ります。

データ通信使用量が多く生活圏が楽天回線のエリアの方には、とてもおすすめです。

データ通信量が月によって変わる人

楽天モバイルなら、データ使用量によって自動で月額料金が変わります。

3GBまで、20GBまでならそれぞれの設定料金が適用され、多く使い過ぎてしまった月でも、3,278円を超えることはありません。

データ通信量が月によって変動する方には、無駄のないうれしい料金設定になっています。

モバイルルーターを契約している人

楽天モバイルは、テザリングの申し込みが不要で、無料でいつでも利用できます。

スマホをモバイルルーターとして使うこともできるため、楽天回線エリア内では高速通信の使い放題を活かして、光回線と同じようにパソコンと繋いでインターネットを利用することができます。

月額3,278円でスマホとしても自宅のネット回線としても利用できるので、モバイルルーターを別で契約するよりもとてもお得となっています。

まとめ

今回は、楽天モバイルについて紹介しました。

楽天モバイルでは、月額最大3,278円でデータが無制限で使うことができて「Rakuten Link」を使用した場合、国内通話完全かけ放題、SMSの送受信も無料で、他の携帯会社のスマホはもちろん、固定電話への通話も全て無料です。

対象エリアの問題はありますが、気になった都市部にお住いの方は、メリットがたくさんある楽天モバイルの契約をぜひ検討してみて下さい。

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