在日中国人中国人のみなさんに向けて東京23区とその周辺市の魅力を1つずつ紹介していくこちらのコーナーですが、今回は第二回ということで江戸川区についてご紹介していきたいと思います。
2021年4月時点で、江戸川区は東京で2番目に中国人の在住が多いエリアとなっていますよ。
■区の概要
江戸川区は東京23区の東端に位置しており、その面積は東京23区で4番目の広さとなっています。西を荒川と中川で区切られ、東は江戸川で千葉県浦安市と市川市に接し、南には東京湾と自然、特に水辺に恵まれています。
都心部へのアクセスの良さや公園の多さ、子育て世代への支援が充実していることなどから若い世帯の多いベッドタウンとして発展しており、2019年には人口が70万人を超えたことでも知られています。合計特殊出生率は中央区に次いで23区で2番目に高く、住みやすいエリアであることがよくわかります。
また、公園総面積は23区で最大で、水辺に恵まれているということもあって水辺を感じられる公園が多い傾向にあります。古川親水公園は日本初の親水公園ですし、葛西海浜公園は都内唯一のラムサール条約登録地でもあります。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける前には毎年8月に市川市と共同開催の江戸川区花火大会がおこなわれており、約14000発が篠崎公園先の河川敷で打ち上げられていました。市川市側も含めると全国最大の140万人近くの観客を集めていましたので、また開催されるようになるといいですね。
■路線
江戸川区の交通アクセス
江戸川区内主要駅案内
■家賃相場
家賃相場1R:6万円~、1LDK、2DK:9万円~
■区役所と外国人支援
江戸川区ホームページ内「外国の方向け生活情報」
外国の方向け生活情報
外国人相談:英語・中国語で相談できます。電話による相談もできます。
中国語 毎週月曜日 03-5662-7684 13時~16時 区民相談室(グリーンパレス2階)
■おすすめの街はここ!
【西葛西】
最近は西葛西というと「インド人の街」というイメージが強くなっているのですが、もともとは中国人が多く、今でも中国人がやっているお店や中国人が多く働いているお店がたくさんあります。中国人を含めて外国人が多いエリアなので、多国籍な感じで中国人のみなさんにとっても暮らしやすいかと思います。
駅の近くに24時間営業のスーパーがありますし、飲食店もかなり豊富です。いろいろなジャンルの飲食店がありますし、中国人による中華料理のお店であれば故郷の味も堪能できるでしょう。西葛西はグルメの激戦区でもありますので、おいしいものには困りませんよ。
【平井】
平井は江戸川区の中でも特に中国人が多いところとして知られています。何年か前にニュースなどでも平井の中国人の多さについて取り上げられていました。中華街化しているとも言われていますので、中国人のみなさんにとっては住みやすく、過ごしやすいかと思います。
もともと平井は繁華街ではないので派手さには欠けるのですが、スーパーからドラッグストア、飲食店、商店街と生活に必要なものが一通りそろっているエリアです。便利でありながら、静かに暮らしていくことができそうです。
全体的にお年寄りが多めで、自転車に乗っている方も目立ちます。江戸川区の中では治安がいいほうだと言われていますので、そういった部分でも安心ですね。
【瑞江】
瑞江も中国人が多く、中国語教室なども目立ちます。中国人向けの求人も多いので、仕事も見つけやすいかもしれませんね。瑞江はいわゆるベッドタウンなので、生活に必要なものが一通りそろっていてとても利便性が高いです。
特に、駅周辺にはスーパーが多くて、その種類も豊富です。スーパーの使い分けをすれば、日々の節約も捗りそうです。大きなショッピング施設はないのですが、駅周辺にすべてがそろっている感じなので遠出する必要はありません。ちなみに、治安もかなりいいほうなので安心です。