部屋探し

初めてのひとり暮らしで引越しする時に必要な5つの手続き

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年末は、来年春からのひとり暮らしに向けて準備を始める方も多くなってくる時期ですね。受験や職場の配属先によっても住む場所が変わるので、まだ具体的な場所を決められない方も多いとは思いますが、先に段取りを考えておくといざという時、引越しをとてもスムーズに進めることができるんです。

そこで今回は、初めてひとり暮らしをする人向けに、準備が必要な手続きの項目や内容について紹介していきます。

ではさっそく順番に見ていきましょう。

引越しする時に必要な手続きとは?

新居の契約

まずはどこに住むのかを決めなくてはいけません。

ひとり暮らしを始めた後の自分の生活エリアや予算、希望条件などから、新しい生活の拠点となる新居を探しましょう。

賃貸で部屋を借りる場合、契約までの流れは以下のとおりです。

①予算や希望条件から、物件サイトで気に入った物件を探してみる

②気に入った物件があれば不動産会社に問い合わせてみる

③気に入った物件以外にも、不動産会社から良さそうな物件を提案してもらう

③気に入った物件の内見が可能なら、なるべく物件を確認して決定する

④不動産に入居申込書を提出して入居審査を受ける

⑤審査に合格したら、入居日を決める

⑥契約をして敷金などの初期費用、仲介手数料等を支払う

⑦契約書などの必要書類を提出する

⑧不動産会社の宅建士から、重要事項説明を受ける

⑨部屋の鍵を受け取る

新居契約時の注意点

入居申込時には、本人の身分証明書や住民票、収入証明などの提示が必要になります。

また、ほとんどの場合は連帯保証人が必要であり、保証会社と契約した場合でもこれとは別に連帯保証人が必要となる場合が多いです。

外国人の場合は連帯保証人を見つけるのも大変だと思いますので、保証人代行サービスについても別の記事で詳しくご紹介する予定です。

引越し業者の手配

荷物が少ない場合や自力ですこしずつ運べる場合は不要ですが、まとまった量の荷物を新居に運び込む場合は引越し業者の手配が必要です。

ミニバンや軽トラックなどをレンタカーで借り、友だちに頼んで荷運びを手伝ってもらう人も多いのですが、家電やこわれものを運ぶ時に落としたりこわしたりすることもありますので、多少お金がかかっても専門業者に依頼することをおすすめします。

ただ、3月などの繁忙期は引越し業者の予約が取りにくく料金も大幅に上がりますので、しっかり確認してから申し込むようにしましょう。

電気・水道・ガスの申し込み

新居は電気、水道、ガスが使えない状態になっていますので、利用を始めるためにはそれぞれを個人で新規契約する必要があります。

電気

電気については、電力自由化で電気の契約先を選べるようになりました。

自分に合った電力会社や契約プランを選び、利用したい電力会社に電話またはインターネットで申し込みをすれば電気が使えるようになります。

ただ、マンションでまとめて電力会社に加入している場合もあるので、電力会社が選べるかどうかは不動産会社に事前に確認しておきましょう。

電力会社への連絡は、できれば引越し前にしておきましょう。

入居当日開始手続きが済んでいると電気自体は、ブレーカーを上げたら当日から使えます。

支払い手続きは、電気使用申込書に記入し、電力会社へ送ると手続き完了です。

水道

管轄の水道局に電話やインターネットで連絡し、使用開始日を伝えます。

水道局への連絡も、引越し前には済ませておきましょう。

支払い手続きの方法は、インターネット、申込用紙を送る、金融機関窓口からの手続きなどがあります。

ガス

オール電化の場合は必要ありませんが、ガスを使用する場合には、管轄の都市ガスやプロパンガス会社への申し込みをしましょう。

電話やインターネットで入居日や新住所などを伝えて、開栓手続きを申し込んでおきます。

電気や水道と違い、ガスは利用開始するために作業員に来てもらい、入居者立会いの上で開栓作業が必要となります。

ガスの手続きは、余裕を持って2週間から3週間前には済ませておくと良いです。

引越しの時期によっては希望通りの日に予約が取れない事もあります。

支払いの手続きも時間がかかる場合があり、口座振替やクレジットカード支払いの場合、手続き完了まで1ヶ月から2ヶ月かかる事もあるので早めに申請しておきましょう。

インターネット回線申し込み

お部屋によってはインターネット接続サービスが付いている場合もありますが、自分で新規で申し込む場合、回線工事が必要になります。

1週間から1ヶ月ほどかかる場合があるので、入居日が決まったらすぐに申し込みをしておくと良いです。

【インターネット回線申し込みの主な流れ】

①プロバイダーと回線事業者に新規申込

②プロバイダーと回線事業者の契約が最初からセットになっていることが多く、その場合はプロバイダーの契約をすると自動的に回線事業者の契約もしてくれる

③回線工事や接続機器の発送を待つ

回線がない建物の場合、回線を通す工事が必要になります。

工事の日程は、連絡を入れてから2週間から1ヶ月以上先になる事もあるため注意が必要です。

ただ、今はSoftbankAirやドコモhome5Gのように工事不要で機器を部屋に置くだけでWiFiが使えるようなサービスがありますので、特別に通信の速さを求めることがなければこちらを選んだ方が便利かもしれません。

郵便物の転送

今住んでいる住所に届く郵便物の中から、自分宛てのものだけを引越し先の新居に転送することができます。携帯料金などを請求書払いにしている人は、新しい住所に請求書が届かず、未払いとなりやすいので気をつけてください。

郵便局の窓口に置かれている転居届を出すか郵便局のHPから申し込むことで無料で転送

してくれます。

転送が開始されるまでに1週間ほど時間がかかる場合もあるため、引越し前に済ませておきましょう。

部屋探しや電気、水道、ガスの手配が面倒な場合には

初めて東京で生活する場合などでは街をよく知らないため、どこに住むのがいいか分からないことが多いです。その場合には、生活の中心となる場所(学校や会社の最寄駅)や希望、予算を不動産会社に伝えて、生活に便利な場所の物件を紹介してもらうこともできます。

また、不動産会社によっては、面倒な電気、水道、ガスの手配を代行してくれるところもありますので、不慣れな場合にはそっくり任せてしまうこともできますよ。

まとめ

今回は、初めてのひとり暮らしで引越しする時に必要な手続きについて詳しく紹介しました。引越しまでに必要な手順がイメージできたでしょうか。

すぐにひとり暮らしを始める予定が無くても、「自分だったらこんな条件の部屋がいいな」と頭の中で考えながら、物件サイトを調べてみるのも楽しいですよ。

もしひとり暮らしをすることを決めた際には、今回紹介した内容を参考にして、必要な手続きをスムーズに進めて下さいね。

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