夏本番で肌を露出する機会が増えてきていることと思いますが、ふと鏡を見たときに太ももの裏側やお尻のあたりの皮膚がボコボコしているのに気づいたことはありませんか?
あれっ?と思ってつまんでみると、よりでこぼこが目立つので、気になり始めると、何とかしてボコボコを無くしてツルツルすべすべの元通りの肌に戻したくなりますよね。
もちろん、セルライトの除去を目的としたエステサロンのメニューもありますが、何度もお店に通って高額の料金がかかってしまうのも悩ましいですよね。
そこで今回は、セルライトができる仕組みをわかりやすく解説しながら、自力で改善していく方法についても紹介していきます。
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セルライトって何?
セルライトは、大きくなった脂肪細胞のかたまりです。
いろんな理由で代謝が悪くなり、血液やリンパの流れが悪くなると、排出できなくなった老廃物や余分な水分が脂肪細胞と結びついて肥大化します。これがさらに周りの血管やリンパ腺を圧迫して流れを滞らせることで増えていき、大きく固くなって皮膚の表面がでこぼこするように見えてくるのです。
どんな人ができやすいの?
一般的に、皮下脂肪のつきやすい女性に多くみられます。
その中でも、運動不足や加齢が理由で基礎代謝が低い人や、冷え性などの血行不良で血液やリンパの流れが悪くなりがちな人にできやすい傾向があります。
同じ理由で、長時間同じ姿勢を続けやすい人や、睡眠不足が続いている人、ストレスをため込んでいる人、動物性脂肪の摂取が多く血中コレステロールがたまりやすい食事が多い人にもできやすいです。
だから、「太っている人ができやすい」と思っている人も多いのですが、実際にはそんなことはありません。体重とは無関係なんです。
セルライトができると何が悪いの?
でこぼこした肌になり、見た目が悪いのはもちろんですが、セルライトができるとその部分はさらに血液やリンパの流れが悪くなるため、冷えやすくなったりむくみやさらなる脂肪増加の原因になります。
どうやったら解消できるの?
解消には、主に運動やマッサージ、食事での対処がおすすめです。短期間での解消は難しいですが、コツコツ努力すれば、セルライトを目立たなくして、きっとスリムな身体とキレイな肌を取り戻すことができますよ。
運動で改善
筋肉量を増やして基礎代謝を上げることと、有酸素運動で脂肪の燃焼を促進することに同時に取り組むのが効果的です。
太ももや脇腹にできたセルライトなら、スクワットがおすすめです。毎日少しずつ回数を増やしていけば、徐々に筋肉もついて基礎代謝を増やすことができます。
また、脂肪の燃焼には、散歩やジョギング、水泳がおすすめです。脂肪の燃焼が進むと、身体にため込んでいた脂肪やセルライトを消費するため、徐々にセルライトを小さくしていくことができるのです。
マッサージで改善
マッサージオイルを使い、自分でできるマッサージの方法を覚えて、セルライト改善のマッサージをしましょう。
こわばりやセルライトが気に掛かっているところをお風呂上り直後にもみほぐすことで、血流もよくなって、セルライトが減りやすくなります。血液の流れが比較的よくなっている時にしっかり揉みほぐすことで、むくみの解消や皮下脂肪の燃焼が促進できます。
マッサージの際は、セルライトをつぶそうとしてはいけません。血行やリンパの流れをよくすることが目的なので、血液やリンパの流れに沿ってやさしくマッサージするだけでよいのです。
太ももの場合なら、①太ももの後ろ側を下からお尻方向にむかって上がるように、②お尻から前側の足の付け根に向けて、を5回から10回程度繰り返してください。最初は面倒かもしれませんが、これも毎日続けることが重要です。
また、この時使うマッサージオイルには、セルライト改善に効果的とされる脂肪燃焼成分Lカルチニンやデトックス作用を持つオーガニック商品などを選ぶとより効果的です。
食事で改善
カロリーの摂りすぎを防ぐため、甘いものやお酒、脂っこいものや炭水化物の食べすぎを控えるのはもちろんですが、筋肉を増やすためには良質のタンパク質を摂ることは欠かせません。全体的にもバランスのよい食事を心がけましょう。
まとめ
セルライトは、できてしまってから減らそうとしても、期待通りの結果を出すまでにはかなりの時間がかかってしまいます。みつけたら、なるべく早期に対処することが重要です。
なかなか難しいことではありますが、結局のところ、普段から定期的な運動や栄養バランスのよい食生活を続けていることが大切なのです。
スリムできれいな肌を保つ秘訣は、常にそれを意識して、不断の努力を続けることです。まだ遅くはありませんよ。まずは今からちょっとずつ始めてみましょう!
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