「意外と知らない?東京に進出している中国の有名料理店7選!」でもご紹介している「馬子禄 牛肉面」行ってきました。
最近では東京でも時々「蘭州ラーメン」のお店を見かけるようになりましたが、蘭州ラーメン店の中で唯一中国政府から「中華老字号」に認定されている老舗蘭州ラーメンの味は、やはり格別なのでしょうか?
日本には唯一、神保町にしかないお店に行ってきましたので、さっそくご紹介していきます。
最寄駅からお店までの道順
都営新宿線や三田線、半蔵門線が乗り入れている神保町駅のA7出口を出て右手に見える大きな道路の靖国通りを右にしばらく歩いていくと、3分ぐらいで「馬子禄 牛肉面」の看板が見えてきます。
店内の様子
お店は奥が広い作りになっていて、とてもキレイです。
おひとり様用のカウンター席や4人掛けのテーブルもあり、一番奥が厨房になっていて、職人さんが麺を打ったり料理を作ったりしています。
注文方法
店内に入るとすぐ右脇にお店の人がいて、ここで注文をしてお金を払います。
麺のメニューは「蘭州牛肉面」のみですが、麺の形や種類が9通り(普通の麺か三角麵、極細~極太など)あり、ここで選んで注文します。私は初回だったので、定番の韮叶(平麺)を選びましたが、他のお客さんでは三角麺を選んでいる人がかなりいました。
牛肉などの各種トッピングの大盛や、水餃子などのサイドメニューもあるのでお好みで追加することもできますし、パクチー無しやラー油無しを選ぶこともできます。
蘭州牛肉面
大きなグラスに入ったお茶と紙エプロンが出されてしばらく待っていると、お待ちかねの「蘭州牛肉面」が到着!今回はトッピングの大盛も無く、一番シンプルな「蘭州牛肉面」のみのオーダーです。
まずスープを一口飲んでみます。
おーっ、想像よりやさしい味です。牛肉の出汁がよく出ている感じがします。
ラー油が混ざると少し辛みが増しますが、それほどではありません。
麺は日本のラーメンの麺と比べるとかなり違いますね。平麺の幅もかなり広く、色も白いので、どちらかというとうどんに近い感じがします。
もちもちして食べ応えがあり、おいしいです!
具材に大根が入っているのは珍しいですね。日本のラーメンにはまずありません。
かなり大きな薄切り牛肉が3枚入っています。ラーメンのチャーシューもおいしいですが、この薄切り牛肉もとてもおいしいです!
最初は薄味だと思っていたスープも、食べ進めるうちにだんだんラー油やパクチーの味と馴染んできて全く薄く感じなくなりました。
実は私、パクチーがそんなに好きではないのですが、それも気にならないぐらいにあっという間に完食してしまいました!
麺は注文が入ってから奥の厨房でその都度手打ちしているそうです。
自分が注文した麺が出来上がるのを見に行って、目の前で見るのも楽しそうですね。
また甘粛省の蘭州にはムスリムが多いこともあり、このお店はハラル認証(清真)を受けているので、イスラム教の方も安心して食事することができます。店員さんの中にも、ヒジャブを着けて仕事をしている人がいましたよ。
まとめ
初めての馬子禄の蘭州牛肉面はとてもおいしかったです!
日本のラーメンとはちょっと違うのですが、すっきりした味で脂っこく無く、日本人が食べてもほとんどの人が「うまい!」というと思いますよ。
しばらくしたらまた食べに行って、今度は三角麺を注文してみます!
在日の中国のみなさんも、日本で蘭州ラーメンが食べたくなったらぜひ行ってみてくださいね!
コメント